他人は信用できない? 金を貸すならキチンと担保と借用書

ある他ブログを見ると思い出したのが、元同僚のSパイセン。

今は撤退した家電メーカー系部品会社を集団退職後、有給休暇なし、労災隠しのブラック電気工事会社に勤めていたけど、お上のパワハラ言動に耐えかねて平成13年9月に集団退職。

その後、経験的なことや黒電工時代にジミ婚した女房の働きもあって再就職しないで1年以上経過した翌年11月のある日、別な記事読む為女房が買ってきた新聞広告の求人欄にあった会社は、俺にピッタリ。これだと思って、採用担当さんに電話。これまでの職歴などを説明すると「もう、採用する人は決まっていましたが、ぜひ面接したいですね」という嬉しい言葉。

その面接会場で会ったのが同じく面接を受けに来たSパイセン。

そして面接というのは形だけで、実際は入社に必要な資格の教育で、2人とも採用が決まっていた模様。

 まあ、「もう採用する人は決まっていました」という、その人には申し訳なかったけど(その人は別の会社が決まっていたようです)、俺的に助かりました

 

で、S職員と共に、働き始めたわけだけど、平成17年くらいかな?

S職員が突然、自宅に訪れて「お金貸して」というお願い。

俺的には、女房以外他人に金を貸すことは絶対に嫌・・・貸すなら、返してもらえることを期待しない、なので、気分が悪過ぎ。

 

S職員の話を聞くと「親父が農機具に投資して借金を抱えており、自分の給料もそれにつぎ込まれていて、さらに支払いがあって困っている」的な話をして同情をかう。

俺的には「うーん、本当?」だったのと、あまりのしつこさで「今手元に金がありません」と言うと「なら、ATMまで付いていく」だと・・・今考えれば、かなり怪しい奴。

 

で、職場のZ先輩さんからその人と実家と同じ地区のやつということもあり、10万円貸しました。勿論、Z先輩さんへ借用書を書いてもらい、最悪はそいつの親から返してもらうつもりの担保・・・じゃなきゃZ先輩さん貸せないでしょう。

さすがに借用書の効果、何日か後にはキッチリ返済しました。

その後、他の同僚さんにこのことを話しすると「〇〇(Z先輩)さんもなの?」とのことで、どうやら他の同僚さんにも借金しまくりしていたみたい。

それも、親の借金じゃなくて自分のパチンコ代のための借金の様で。

これはヤバ過ぎ

 

Z先輩さん「今度、貸してと言ってきたらNGだよ」。

で実際に、再度借金を申し込んできましたが、Z先輩さん断固拒否。

さらに、Z先輩さんが家で車を洗っていたら、そこを通りかかったS職員が「これからガソリンを入れに行くんですけど、ガソリン代貸して」と言ってきた・・・もちろんZ先輩さんは、「今お金持ってない」と断ると「誰か家族の人から借りられないですかな?」だと。

 

「てめえ、ふざけんな!なんで、他人のてめえのために家族まで巻き込む必要があるんだ!金借りるんだったら、てめえん家が近いんだから親から借りろ!」

とは、Z先輩さん言えなかったけど、そんな思いで断ったそうです。

 

その後も、同僚や知り合いから借りまくっていたようですが、平成18年11月頃には借りられる相手が無くなったのか、こともあろうに弁当代に手を出したようで?

仕出し弁当必要な人は弁当代を封筒に入れるようにしていたのですけど、そこから1000円、また1000円と無くなっており、犯人は分からなかったけど、今となってはそいつの仕業だったのでしょう。

そんなこともあり、S職員は翌年5月に退職届もなしに雲隠れ。

S元職員の親に聞いても、どこにいるか分からないという有様。

Z先輩さんは、借金返されていたのでよかったけれど、同僚さんの中には5万円くらいを踏み倒された人がいた程。俺は「親に請求した方が」と言ったんだけど、借用書を取っておらず、泣き寝入りだったそう。

 

やっぱり金の貸し借りはキチンと担保と借用書を取らないとね、と改めて思いました。

というか、貸さないのが一番。

遠い親戚より近くの他人というけれど 第三者の他人は基本信用できないが前提でしょうね。